私がどのように家を建てるための土地(借地)を見つけたかについて、ふれておく。土地探しは、ヨーロッパから帰った96年からすぐに始めた。契約できたのが99年の夏だから、丸3年かかったことになる。89年に買い求めた建て売り住宅は、欧州滞在中2年ほど人に貸していたのだが、すでに手狭になっていた。6畳の和室に5人家族が全員寝るという状況だったから、帰国後とりあえず元の家に腰を落ち着けたのだが、早く、もう少し広いところが欲しかった。
[参考情報]
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私は住宅産業に対する関心もあり、ぜひとも自分で家を建ててみたいと考えていた。そうすると、更地か、古屋の建っている土地が候補物件になる。元の家のあるあたりは東京のビジネスセンターから1時間以内で、ターミナル駅へのアクセスもよく、しかもまだまだ緑が残っているエリアだ。長男の通っている小学校も気に入っているし、欧州に発つ前に彼が通ったことのある幼稚園の雰囲気も悪くなかったから、次男や長女にも都合がいい。だから、他のエリアに土地を探す理由はなかった。まず、エリアを定めて、30〜50坪くらいまでの土地を探す。無条件の更地というのはほとんどなくて、建て売りか、売り主が建築会社で、その会社で建てることを条件にしている土地売り(業界では停止条件付きの宅地と呼ぶ)が多かった。