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技術とお金は表裏一体である

2011.10.28

技術部門(現場)に入る人たちの中には、かなり大勢の人が、「オレは商売がキライだから、技術を選んだのだ」という人がいるだろう。ところが、会社は、技術を売って商売にしているわけだから、「商売がキライ」ではすまないのである。擁壁を一〇〇メートルつくれば「イクラかかるのか」、住宅をつくれば、どの程度で、どのくらいの広さで「イクラかかるのか」。Aという工法とBという工法を比較して、どちらかを選定しなければならないというときには、必ず「かかる金」を計算し、その多寡と効果を比較して決めなければならない。

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同じ用途に使える場合、ベニヤパネルと石綿スレート、石こうボードは、どれが一番得て、その差はイクラなのか、その差額は他の工種や将来のことを考えたとき、どうなるのか。切土をしたときに、ブルが土を一時の仮置きをすると、それはどれだけ原価が高くなるのか。鉄骨構造と鉄筋構造では……。「商売に関係がない」、「ソロバンは苦手」などといわれても困る。ソロバン勘定をしなければ、技術屋の仕事ができないのである。