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部材よりも正しい施工

2011.09.30

自分の家の中から火事を起こした場合でも、家は同様に石膏ボードで覆われているのです。つまり火災に関しては、家が木製か鉄製かということより、外装材や石膏ボードを正しく施工できているかどうかのほうが、重要なわけです。また、地震に対する考え方も同じで、本と鉄との優劣はつけがたいものです。たしかに鉄と木では外力に対する強さは異なりますが、外力にもいろいろな種類があり、たとえば圧縮力・引っ張り力・曲げに対する抵抗・せん断力に対する抵抗など、住宅にはさまざまな外力が加わります。このような外力に対して、設計士は鉄・木・コンクリートなどの部材の特色を考慮して構造設計をしているのです。だから、部材そのものの特徴だけで優劣を決めるのはおかしな話で、むしろ間取りそのもののバランスや、現場で正しい施工を行なっているかどうかのほうが、はるかに重要なのです。まったく同じ設計図で同じ部材でできた家でも、施工の仕方によって地震に対する強さには大きな差が出ると言えるのです。

[参考サイト]
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